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仕掛学(しかけがく)って聞いたことあります?
バラエティー番組などでやっているいたずらの仕掛けも確かに仕掛けですが、今回のネタは仕掛けによって「した方がいい」とわかっていても出来ないことを「ついしたくなる」ようにするための仕掛けのことです。
と、言われても「どういうこと??」ですよね?
では、「仕掛学」について具体的なことを交えてお話しします。
いきなきですが、こういうの見たことあります?
↓ ↓ ↓ ↓
↑これ実は、男性用トイレの小便器に貼る「的シール」ってものなんです^^;
それと「仕掛学」となんの関係があるの?
という声が聞こえてきそうですが・・・もう少し説明しますね。
男性用の小便器は立ったままで用をたせますよね?
普通に用をたしていると、意外と小便器の外に飛び散ってしまったり、便器の外枠のあたりを汚してしまう場合があるんですね・・・。
そうするとトイレ掃除する方も手間が掛かるわけです。
そこで、この「的シール」の登場です!!^^
あなたも小便器の内側に的となるようなシールが貼られていたら、そこを狙って用をたそうとしませんか?
上記のサンプルの「的シール」も「上側が使用前」で「下側が使用中&使用後」の状態なんですが、的を狙って用をたすと色が変わったり消えたりしたら楽しくないですか?
そうなんです!!
的があればそこを狙って用をたすようになる。
すると飛び散りなどのトイレの汚れが減る。
そうするとトイレ掃除する人の負担も減る。
と、いう具合に「仕掛け」によって「した方がいい」と思っていることを、「ついしたくなる」ようにするのが「仕掛学」なんですね^^
では、もう一つの例をお見せします。
上記のように、社内で共有しているファイルを収納する書庫はあるが、抜き出して使用したあとにきちんと元の場所に返却されていますか?
見ていただければ分かるようにこれも「仕掛け」が施されていますね。
ファイルの背の部分に斜めにラインを引いておくことで、どのファイルが抜けているのか分かりますし、返却する時もどこに収納すればよいのかすぐに分かります。
これも「した方がいい」とわかっていてもできないことなどを「ついしたくなる」ようにする「仕掛け」ですね^^
このような「仕掛け」は、意外と気付かないところにあったりします。
例えば「バスケットゴール」の形をしたごみ箱などもそうですよね?
ゴールを狙ってゴミを捨てたが外れた・・・そのゴミをあなたはどうします?
残念!惜しかったな!と思いながらも、ゴミを拾ってゴミ箱に入れませんか?^^
自分の周りや会社でも「した方がいい」と思っていても、なかなか改善されないことがあったら「ついしたくなる」ような「仕掛け」を工夫してみるのも面白いかもですね!^^