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暑い日が多くなるこの時期になると
各地で消防団の訓練大会が開催されます。
あまり馴染みのない話題かもしれませんが、
消防団員にとっては熱い夏が始まるのですね^^
消防と聞けば一般的に消防署のことを思い浮かべるかと
思いますが、各地の自治体には消防団という組織?があります。
消防署員は職業として消防活動を行う方々です。
それと違い消防団員は一般の方が有事の際に消火活動を行い
主に初期消火活動をします。
このように消防団員は消火活動に対して素人である一般の方々が
活動するのですね。
素人が火を消すことなんてできるのか?!
という声が聞こえてきそうですが、はっきり言って
まるっきりの素人では消火できません!
そのために消防団の訓練大会が年に1度行われるのです。
消火するためのポンプ車や小型ポンプなどの基本的な操作や
原理などを学びそれを1組4~5名で実践披露するのが訓練大会
になります。
大会というくらいですから当然、順位があり勝ち上がると
全国大会まであります。
訓練大会の審査の対象はスタートから消火するまでの
タイムと確実な操作・ホースの延長などが主なチェックポイントです。
速いだけでもダメできちんと決められた順番やルールに従って
実施しなくてはなりません。
このクソ暑い時期になにが楽しくてそんなことしてんだろ?と
周りは感じるかもしれませんが、正直、楽しくはありません!
わたしも40歳前半まで消防団に参加していたのでよく分かりますが
楽しい?と感じることは大会のための練習が終わった後の「飲み会」
くらいでしたかね^^;
それでも消防団に参加して良かったと思えることもありました^^
火を消すためのポンプの操作やホースを延長するときのやり方
などは経験しないと分からなかったことです。
もし目の前で自分の大切な人が危険に晒されていてもその基本が
分かっていなかったら何もできません。
まぁそういう場面があるのは極稀なことでしょうから覚えていても
役に立てれるかは皆無ですけどね^^;
あと各地の消防団の役割の1つとして「防火の促進」です。
誰も自ら火事を出したいと思ってませんよね?
でも、ちょっとした油断などで火事は起こる可能性があります。
とくに自分の身に危険が及ばないと、分かっているつもりのことも
忘れているものなんです。
そのために消防団員は「防火」の呼びかけをして注意するように
活動しているのですね。
これからもっと暑くなりますが全国各地の消防団員の方々、
地域の防火・消火のために頑張ってください!!^^