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ゴホンといえば「龍角散」ってCM知ってます?
粉末の丸い缶に入った薬で誰もが1度は
服用したことがあるのではないでしょうか。
社名がそのまま商品名になっている「龍角散」は
創業が明治4年の老舗です。
現在は「龍角散」だけでなく、のど飴やタブレットなどの
販売も手掛けていますね。
その中で最近非常に注目されているのが
「服薬補助ゼリー」です!
薬を服用するときって普通は水とかで飲みますよね?
でも、なんとなく水だけ先に胃まで届いて
薬が喉か食道のあたりで止まっているように感じたことないですか?
薬を飲むときの注意書きにもありますが、
コップ1杯の水かお湯で飲みましょうって書いてあります。
つまり水の量が少ないと胃まで薬が届かない場合があるので
多目の水などで飲むようにしてね!ってことですね。
でも薬ってたいがい食後じゃないですか?
ご飯を食べた後だとコップ1杯の水を飲むのも
ちょっとキツイですよね~。
そこで重宝なのが「服薬補助ゼリー」です。
その「服薬補助ゼリー」は薬を包み込むように胃まで
届けてくれるので喉に引っかからずスムーズに飲むことができます。
龍角散が「服薬補助ゼリー」を開発することに至った理由は、
元看護士をしていた自社の研究員の女性の一言だったと言います。
お年寄りが食事の後に薬を服用する場合に飲み込む力が弱っていると
そのままの形で飲めないケースが多くあるそうです。
そのため錠剤の薬を砕いて数回に分けて飲んでもらったり、
お粥に混ぜて服用してもらったりするそうです。
研究員の女性はそのことを目の当たりに見てきてたため、
服薬補助ゼリーの開発を懇願したそうです。
しかし、老舗特有?の役員たちの反応がわるい…。
その中でただ一人「現状を自分の目で確かめてみよう!」と
声を上げたのが現在の藤井社長だったのです。
実際の現場を見た藤井社長は「薬を飲むのにこれだけ苦労しているのか!」と
初めて服薬の苦労を知ったのだそうです。
藤井社長は「服薬補助ゼリー」の開発に着手しようと決めますが、
ほかの役員の反応は鈍かったようです。
それでも藤井社長はいろいろなもので検証し自らもモニター役をかって出て
商品開発に挑みます。
試行錯誤してこの製品の核となるトロミの元になるものは
寒天が最適との結果にたどり着きます。
こうして薬を包み込み喉や食道に留まらずに胃まで薬を届けてくれる
「服薬補助ゼリー」が生まれました。
お年寄りに限らず、小さい子供や薬を飲むのが苦手な方々にも
スムーズに服薬できるように開発された「服薬ゼリー」は、
予想以上の大ヒット商品になっています。
あの「ゴホンといえば龍角散」で一世を風靡した老舗の
新たな取り組みに拍手を送っちゃいますか!^^;